第3回 とある神戸マラソンの日

いや、ただ風邪を引いて外に出るのを控えてただけだ。それが真実だ。

神戸の風物詩として定着した感のある神戸マラソン。2017年で第7回を数える一大イベントだ。参加希望が多く、まず当選しない。神戸内外から強者が集まり汗と興奮に包まれる。スタートの神戸市役所辺りの熱気は筆舌に尽くしがたい。沿道の応援も熱が入り、市民ランナーの仮装も楽しみの一つだ。

・・・という中継を天下のサンテレビはスタート前からゴールまで、つぶさに余すところなく伝えてくれる。寒空の沿道に立つこともなく、人ごみに揉まれることもなく、温かい暖房の効いた部屋でマラソンを見ることができる。すごいぞサンテレビ。おっサンテレビは伊達じゃない。

窓の外からは中継のヘリの音が聞こえ、すぐ近くでは楽隊の演奏や応援の声が聞こえるのに、テレビで済ませる。これもある意味贅沢というべきだろう。華やかな表舞台のすぐ隣にはぐうたらな日常がある。いや、ただ風邪を引いて外に出るのを控えてただけだ。それが真実だ。

でも買い出しに行かないと今日の晩御飯にもあり付けないということで、大会も終了間近い刻限に、買い物ついでに少しだけ大会の空気に触れてきた。僕は長距離走は苦手で、5km以上走ったことがないのではないだろうか。42.195kmなんて途方もない距離だ。何時間かかろうが走り切る方たちに尊敬の念を禁じ得ない。

唯一羨ましいと思うことは、普段車しか通れない神戸大橋を渡れることだ。しかも車の場合とは逆走する形になる。上の写真でポートライナーの駅から小さく映っている人たちは、写真の右手から左手に向かって走っている。普段は左から右に車が入っていく神戸大橋への入り口なのだ。

昨年までは神戸大橋を渡った後は、しおさい公園プロムナード(下の写真)を走るコースだった。

このコースはランナーの前に海と神戸の町並みが開けて、テレビの絵的にも素敵なコースだったのだが、残念ながらコース変更があったらしく、手前の大学前の通りを走っていた。その分、明石海峡大橋側の距離が延びていたみたいだ。

ポートライナーが到着する三ノ宮駅には精魂尽き果てたランナーが続々と降りてくる。降りた後の歩みも遅く、肩を貸し合って歩いている方などもいて、皆さん燃え尽きた~って雰囲気を出しまくっていたのが何とも微笑ましい。中には何のために走っているんだ?と聞きたくなるほど、疲れすぎてあからさまに機嫌が悪くなっている人もいたりして。

でも神戸マラソンでどれだけ盛り上がろうが、どれだけ僕が風邪で苦しもうが、街にとってはどこ吹く風だ。今日も三ノ宮の街は”何も知らないよ”って顔をして、冬を装うキラキラの表情を見せていた。

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