五色塚古墳~神戸を代表する古代遺跡

神戸の社会科見学の聖地

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神戸の小学生の社会科見学の聖地

神戸の小学生なら必ず一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。社会科見学の聖地と言っても過言ではない五色塚古墳。巨大な前方後円墳で、当時を偲ばせる姿が再現されているのが特長です。円筒形埴輪のレプリカや葺石が整然と並べられていてとても美しく整備されています。戦後に開墾され荒廃していましたが、神戸市が昭和40年から10年の歳月をかけて、発掘調査と復元工事を行ったそうです。
最近はパワースポットとしても注目されているとかいないとか。

※撮影したのは2014年8月頃なので記事の内容が現在と異なる場合がありますのでご了承ください。

垂水駅から出発して山側の道で五色塚古墳まで来るルートをとると、色鮮やかな緑の芝が広がり、その中に佇む史跡の碑が出迎えてくれます。小さいですが駐車場もあるので、車で来ても大丈夫です。

垂水駅から住宅街をテクテク歩いていくと、視界が開けて巨大な前方後円墳の雄姿が眼前に広がります。巨大な姿が最初に眼に入った瞬間にテンションが上がりますよ。明石海峡大橋もチラリと見えますね。

背の高い建物が近くになく、空がとても高く感じ、雄大な気分に浸れます。

階段のすぐ横に事務所があり、そこで受付さえすれば見学は無料です。古墳を象った看板がかっこいい。

当時の雰囲気が再現されているので、当時を想像できて楽しいです。再現したという感覚は否めませんので、遺跡そのままの雰囲気が好きな方や遺跡マニアにはちょっと合わないかもしれませんね。小学生なら大興奮間違いなしでしょう。男の子は特にこんなのが大好きなのではないでしょうか。

方墳部分に階段で登ったところです。明石海峡大橋と淡路島がすぐ近くに見えます。

振り向くと円墳へと続く階段があります。

まずは階段で円墳に昇ります。もちろん当時は階段などなかったはずですが(笑)。

階段を昇り切ったところです。少し位置が高くなっただけですが、橋の全貌が見えるようになり景観が結構変わります。階段のすぐ脇に円筒形埴輪の説明書きがあります。

埴輪列の復元:

五色塚古墳では、墳頭部・上段平坦面・中段平坦面の三段に埴輪が並べられていました。古墳全体ではおよそ2,200本もの埴輪がめぐらされていたと推定されます。
埴輪の大部分は鰭付円筒埴輪で、4~6本に1本の割合で、鰭付朝顔形埴輪が立てられていました。埴輪列は、幅0.5~0.7m、深さ0.4m~0.5mの溝を掘り、その中に鰭が接するか前後に重なるように並べ、土で埋めて固定しています。
また、菱形埴輪や家形埴輪、盾形埴輪なども少量発見されています。
後円部と前方部墳頂の埴輪列は、出土した埴輪をもとにして鰭付円筒埴輪と鰭付朝顔形埴輪を合成樹脂で製作し、復元しました。

※説明書きより

左右に飛び出た鰭部分も意味があったんですね。勉強になる。

山側を見たところ。町の中にポコっと古墳がある感じです。周りの建物も低いので結構遠くまで見えますね。

ずらりと円墳を取り囲む円筒形埴輪のレプリカが圧巻です。周囲の建物が低く、高台になるので、海を臨み明石海峡大橋から淡路島まで一望できる素晴らしい見晴らしです。この日は風も心地良く、穏やかな気持ちになれました。

上の写真の左下に写っている小さいプレハブのような建物が事務所になっていて、まずここで受付をする必要があります。右側の小さな山みたいのは後で紹介する小壺古墳です。

パワースポットとしても注目?!

実は最近は願い事が叶うパワースポットとして人気が急上昇しているらしいです。最もパワーが強い場所は後円墳の中心部分らしく訪れた日も両手を広げ空を仰いでいた方がいらっしゃいました。

言われてみると確かに、この五色塚古墳自体、のんびり歩いているだけでも気持ちが落ち着く感じがします。

ちょうど中心のあたりでは、踏み固められているのか、砂が剥げている部分が確かにありました。

葬られた人物は謎のまま

前方後円墳の傍らには地味ですが小さな方墳もありました。

小さな方墳に降りる階段は閉鎖されていて行けなくなっていました。

続いて方墳の先の方へ向かいます。

方墳の先端です。海に一番近くなります。明石海峡大橋も大きく見えます。ここには葬られた人物に関する説明が書かれています。

葬られた人物

五色塚古墳・小壺古墳は、須磨から明石にかけての海岸線が最も突出したところに造られています。墳頭からは、明石海峡をへだてて淡路島が望め、右手に播磨灘、左手に大阪湾、天候が良ければ小豆島や紀伊半島、友ヶ島まで望むことができます。
現在は眼前に埋立地が広がりますが、五色塚古墳・小壺古墳が造られた頃の海岸線は国道2号線付近で、海を見下ろす位置にあたります。そのため、明石海峡を中心とした海陸交通要所の地を支配した人物が葬られているのではないかと考えられます。

※説明書きより

上の資料によると、誰が葬られているかははっきりとはしていないようですが、明石海峡を中心とした海陸交通要衝の地を支配した人物が葬られているのではないかということです。大きい古墳の部類だと思うので、権力の大きかった人が支配していたのではないでしょうか。

すぐ真下をJRと山陽電鉄が走っています。電車が通りすぐだけでもなぜか嬉しくなります。JRと山陽の車両がすれ違うタイミングに出くわすと更に嬉しくなります。線路の向こうは「マリンピア神戸」というアウトレットモールが見えます。

歴史に想いを馳せながら、のんびりゆっくりした時間を過ごせる場所でした。

緑鮮やかな小壺古墳

五色塚古墳のすぐ西隣には緑も鮮やかな小壺古墳があります。五色塚古墳と同じ時期に造られた古墳のようです。

鮮やかな緑に覆われた小さな小山です。

中には入れませんが結構存在感があります。

史跡 小壺古墳:

小壺古墳は、直径70m、高さ約8.5mの円墳で、古墳の裾と堀の大部分は周りの道路敷きまでひろがっています。
墳丘は2段に築かれており、墳頂部と中段の平坦面には、五色塚古墳と同形の鰭付円筒埴輪がめぐらされていました。家形埴輪も数個分発見されています。斜面には葺石はありませんでした。
小壺古墳が造られた時期は、埴輪の形などからみて五色塚古墳と同じ、4世紀後半ごろと推定されます。
整備にあたっては、墳丘斜面に平坦面をつくらず、斜面全体に芝張りを行いました。

※説明書きより

詳しいことはあまり何も分かっていないようですね。

小学校の社会科見学で来た時のことは忘れられへんな。古代史へのロマンを掻き立てられたなぁ。俺の歴史好きの原点はここかもしれない。当時「おーい!はに○」っていう番組があって、埴輪って人とか馬の形をしたものしか知らなくて、円筒形のものも埴輪だと知ったのもこの時だったっけ。「土偶」とか好きやったなぁ。フォルムももちろん、言葉の響きからして好き。

私も小さいときに行ったよ。電車に乗ってると窓からすごく近くに見えるよね。でも通り過ぎてしまうので、なかなか足が向かなかったんやけど、最近パワースポットになっていると聞いて、早速、彩ちゃんとパワーをもらってきました~。

五色塚古墳(ごしきづかこふん)

〒655-0035
兵庫県神戸市垂水区五色山4−1

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